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きらり皮フ科クリニック
住所/岐阜県本巣郡北方町柱本
1丁目197-1
TEL/058-323-3003
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円形脱毛症

円形脱毛症は皮膚科専門医で治しましょう!

あせも 円形脱毛症あらゆる年令の人に発生し、脱毛症(毛がぬける病気)の中では比較的頻度が高いものと考えられています。
ある日突然、髪の毛が円形の形で抜けてしまうことで自覚されることが多いようです。 原因としては、ストレス不規則な生活などが引き金になり、免疫の異常が発生することにより発病するのではないかといわれています。
治療としては、血行をよくする塗り薬を塗ったり、発毛を促進する飲み薬を飲んだりします。
最近では、光線療法(ナローバンドUVB療法)が円形脱毛症によく効くという報告が増えています。

円形脱毛症の症状

髪の毛が突然円形で脱毛してしまいます。
かゆみや痛みなどの自覚症状がないことが多いですが、むずむずやピリピリ感といった違和感を伴うこともまれにあります。
ごくまれに、髪の毛だけでなく、まゆ毛・まつ毛・わきの毛などが抜けてしまうこともあります。爪の表面が点状にへこむ場合もあります。

円形脱毛症の分類

①単発型(脱毛部位が1~2ヶ所)
②多発型(脱毛部位が複数ヶ所)
③全頭型(頭部全体が脱毛)④汎発型(髪の毛以外にまゆ毛やまつ毛なども抜ける)

円形脱毛症の原因

現在では、免疫の異常が原因という説が有力です。
本来なら体にとって有害な細菌やウィルスなどを追い出すはずのリンパ球が、毛母細胞(毛をつくり出す細胞)を「敵」と勘違いして攻撃してしまうため毛が抜けてしまうのではないかと考えられています。

円形脱毛症の治療

①血行を促す作用のあるぬり薬や免疫の異常を抑える作用のあるぬり薬を外用します。 ②発毛を促す作用および免疫機能を調節する作用のあるのみ薬を内服します。
③液体窒素療法
④PUVA療法(ソラレンという薬をぬった後、UVAという紫外線を患部に照射する方法)
⑤ナローバンドUVB療法(波長311~313mmのUVBという紫外線を患部に照射する方法)

③~⑤の方法は、毛が抜けたところを刺激して、免疫異常を起こしているリンパ球を追い出す作用があり、効果的な方法です。 特に⑤は、乾癬(かんせん)や白なまず(尋常性白斑)などの難治性の疾患に用いられ、有効性や安全性が高いと言われています。