水いぼ
1~3mmのもり上がったブツブツありませんか?
水いぼは、直径1~3mmぐらいの肌色もしくは少しまわりに赤みを帯びた半球状にもり上がったブツブツとしてみられます。
表面に光沢を伴うことが多く、中がすけて白くみえるのが特徴です。
比較的やわらかく、5mmよりも大きくなると中心がわずかにくぼんでみえます。
水いぼをつまむと、中から白いかたまりが出てきます。
体中のどこにでもできますが、わきの下や首まわりなどの皮膚がすれやすい部位によく認められます。
水いぼの特徴
- 肌色もしくは少しまわりに赤みを帯びた半球状にもり上がったブツブツ
- 光沢があり中がすけて白く見える
- 水いぼをつまむと、中から白いかたまりがでてくる。
当院で行う治療
お子様は、一度痛い治療を経験してしまうと、2回目からは治療を嫌がってしまいます。 そのため、当院ではそれぞれのお子様に合った最善の治療方法をお母さんと相談して選択するように心がけています。
1:自然治療
何もしない。
大体6ヶ月位で完治するとも言われておりますが、時として数年かかることもあります。さらに、水いぼが増えることもあります。かゆみがあると掻いて湿疹が悪化したり、とびひになってしまうこともあります。
2:液体窒素を使用する
ドライアイスのように冷たい液体窒素を、水いぼの患部に当てる方法です。
このやり方だと、少し痛みを伴い、治療後腫れますが、数日後にポロリと取れて、綺麗さっぱり治るケースがあります。
3:水いぼ専用のピンセットで取り除く
水いぼを専用のピンセットでひとつひとつ確実に摘み取る方法です。
当院では、子供さんの水いぼを除去する時の痛みを少なくするために、水いぼの部位に、
ペンレスという麻酔シールを貼り、治療中の痛みが少なくなるようにしています。
麻酔シールを貼って30~40分してから水いぼを取り除きます。
綺麗に取り除いてしまうこのピンセット治療もかなり有効的な方法です。
※当院では症状にあわせて漢方薬も処方しております。
水いぼの注意点
乾そう肌を放っておくと、水いぼはうつりやすくなります。
ですから、日頃から保湿剤をしっかりぬってスキンケアをし、乾燥肌を治しましょう。
水いぼは、皮膚同士の接触、ビート板やタオルなどを介して他の人にうつってしまいます。
水いぼの数が少ないうちに治療をうけるようにしましょう。
水いぼの症例