とびひ
とびひは非常に感染力の強い菌による疾患です。
とびひは、細菌が皮膚に感染して水ぶくれやかさぶたができ、それが“飛び火(とびひ)”のように体のあちこちに、次々と広がってゆく病気です。
乳幼児に多 く、汗をかきやすく細菌も増殖しやすい夏に多くみられますが、最近は暖房などの影響で、冬でもみられるようになりました。
正式な呼び名は伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)という子供に多い皮膚病です。
とびひの特徴
じゅくじゅくになった患部に水疱ができる状態。
この水疱には感染原因となる菌が含まれており、水疱がつぶれて他の皮膚へ接触することで新たに水疱を作ってしまいます。
当院で行う治療
皮膚にどんな細菌がついているのかをしっかりと細菌培養を行い検査します。
抗生物質の飲み薬と塗り薬やかゆみを抑える塗り薬などで治療します。
たいていは1週間前後で治ります。
かゆみがある場合は抗アレルギー剤を内服することもあります。
皮膚で悪さをしているとびひの菌は一人一人によって違いますので、当院ではしっかりと細菌培養検査を行い適切な抗生物質を選択しています。
少しでもとびひの心配や治りが悪いとびひがありましたら、きらり皮フ科クリニック(皮膚科専門医)に遠慮なくご相談ください。
とびひの症例