にきび治療（ディフェリンゲル）
ディフェリンゲルとは、毛穴をふさいでいる角質ができるのを抑制して、毛穴のつまりを改善させる塗り薬です。
今まで日本では承認されていなかったディフェリンゲルが、ようやく2008年から日本でも承認され、保険適応の薬として処方できるようになりました。
ディフェリンゲルは表皮のレチノイン酸受容体に結合して、表皮角化細胞の分化を抑制します。
角化がおさえられることで、にきび初期の白にきび・黒にきびができにくくなり、結果として、炎症の強いにきびの減少にもつながります。
また、トレチノイン様作用もあるため、しみ、小じわを改善する効果もあります。
ディフェリンゲルは、目に見えないニキビの始まりにも効果があるので、見えているニキビだけではなく、周囲のニキビのできやすい部分にもつけると、新しくニキビができるのを予防します。
ディフェリンゲル（にきび治療）の治療
- 当院ではにきび治療にディフェリンゲルを取り入れています。単独使用でも効果があり ます。
- 抗生物質の塗り薬、抗生物質の飲み薬、ビタミンC（シナール）、ビタミンＢ2（フラビ タン）、ビタミンＢ6（ピドキサール）などを併用するとさらに効果的です。
洗顔し、保湿剤や化粧水を使用した後に、にきびとにきびの周囲に適量を１日１回就寝前に使用します。
にきびがきになりましたらきらり皮フ科クリニックにご相談ください。