蕁麻疹 (じんましん)
蕁麻疹(じんましん)とは?
蕁麻疹(じんましん)は皮膚の浅いところに大小さまざまな部分的のむくみやブツブツ、赤みが現れ、強いかゆみを伴う症状のことを言います。
症状によってはチクチクしたり、焼けるような熱さを感じることもあります。
通常は2~3時間で消失しますが、再発したり別の場所に生じたりします。
短期間で治ってしまう急性蕁麻疹と1ヶ月以上続く慢性蕁麻疹があり、かゆみが強いと睡眠障害を起こし、生活の質を著しく低下させます。
発症原因による分類
- アレルギー性蕁麻疹
- 機械性蕁麻疹
- 温熱蕁麻疹
- 寒冷蕁麻
- 日光蕁麻疹
- コリン性蕁麻疹
- 心因性蕁麻疹
- 病巣感染による蕁麻疹
上記のように蕁麻疹の発症原因にはさまざまな原因があります。ただ、残念ながらこれらの原因を明らかにすることはなかなか難しく、検査をしても原因不明のこともあります。
慢性蕁麻疹の80%は原因不明と言われています。
また、蕁麻疹が24時間以上持続して出る場合は、蕁麻疹様血管炎や膠原病などの可能性もあり精査が必要なこともあります。
蕁麻疹の治療
- 抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤などの飲み薬を主体に治療を行っていきます。
- 症状が強い場合はかゆみをとめる注射や点滴治療も行っています。
日常生活での注意点
- 刺激の強い食べ物は避けましょう。
- 食後はできるだけ安静にしましょう。
- ストレスをさけ、できるだけ睡眠不足にならないようにしましょう。
蕁麻疹でお困りの方はきらり皮フ科クリニック(皮膚科専門医)に気軽にご相談ください。
蕁麻疹(じんましん)の症例
ブツブツ
かゆみ 赤み