皮膚腫瘍（できもの・おでき）
気になるできもの・おできはありませんか？
皮膚腫瘍（できもの・おでき）にはホクロ（母斑細胞性母斑）・粉瘤・脂肪腫・老人性イボ（脂漏性角化症）などの皮膚良性腫瘍から、放置しておくと高い確率でがんになりやすい腫瘍（前がん病変）で日光角化症やボーエン病、また基底細胞がん、有棘細胞がん、悪性黒色腫などに代表される、皮膚悪性腫瘍などたくさんの種類の腫瘍があります。
ほとんどの腫瘍が皮膚良性腫瘍に含まれるものでまったく問題ありませんが、中には放置しておくと全身に転移をして命にかかわってくる皮膚悪性腫瘍も存在します。
体にあるできもの・おできが少しでも気になれば、自己判断せずに早期に皮膚科専門医の診察を受けてください。
注意する点
- できものが急激に変形したり、大きくなってきた。
- できものの中から血が出る。
- できものの表面に潰瘍（きず）がある。
- 色が濃いところと薄いところがある。
上に示すような症状があれば早めに相談をしてください。
当院で行う治療
まず、良性腫瘍、悪性腫瘍などを見分けるためにダーモスコピー検査（特殊な皮膚診断器具）を行います。
それでも見分けがつかない場合は腫瘍の一部のみを採取する皮膚生検を行い病理組織検査に提出します。腫瘍が小さく簡単に取れるものに関してはすべて切除します。
当院では患者さまとどのような治療を行うかを納得いくまで相談して決定していきますし、皮膚腫瘍の治療には保険が適応されますので安心して治療を受けてください。
少しでも気になることがありましたらきらり皮フ科クリニック（皮膚科専門医）に気軽にご相談ください。