しみ
気になるしみを年だからと諦めていませんか?
きらり皮フ科クリニック(岐阜県本巣郡北方町)では女性だけでなく、男性の気になるしみにも対応しておりますので、気軽にご相談ください。
もちろん相談だけでも大丈夫なので安心です。
しみの種類によって原因や治療もさまざまです。
『しみ』というのは俗名で、正式な医学用語ではありません。
そのため一般的にしみと言われるものの中にはさまざまなものが含まれています。
そして、これらの多くは単独よりも重複してあります。
正確な診断を行って、その種類に応じて治療しなければ、良くなるどころか悪化することもあります。
きらり皮フ科クリニックでは、皮膚科専門医が正確な診断のもと、このような多種多様なしみに総合的な治療を行っています。
治療
当院での治療・処置方法(対策)
- 光(IPL)を使用したフォトセラピー、サージトロン(高周波メス)、ヤグレーザー
- ハイドロキノンなどの美白クリーム(当院オリジナル製品)
- ケミカルピーリング(より安全、より確実なグリコール酸を用いています)
- ビタミンCイオン導入(イオンを用いて薬剤を皮膚に効果的に吸収させます)
- 抗プラスミン剤など
① 肝斑
ビタミンCイオン導入やフォトセラピー、抗プラスミン剤の内服などで治療します。
20才代からの成人女性の顔(両頬、口のまわり、目のまわりなど)によくみられます。
境界がはっきりとした、ほぼ左右対称の淡い褐色調の色素斑として認められます。
妊娠を契機に出現し、出産を契機に色がうすくなることもあるため、女性ホルモンとの関係が重要視されています。
紫外線を浴びると色が濃くなることが多いため、紫外線が増悪因子と考えられています。
② 老人性色素斑
美白クリームやフォトセラピーなどで治療します。
しみと呼ばれるものの中の代表的なものです。
40才代以降の方の日光が当たりやすい顔、腕、手の甲などに多くみられます。
大きさは5~20mm、形は円形~だ円形、褐色調の色素斑として認められます。
紫外線を繰り返し浴びることによるメラニン色素の増加及び光老化が主たる原因と考えられています。
③ そばかす
美白クリームやフォトセラピーなどで治療します。
色白の人に多くみられ、顔(特に目のまわり、頬や鼻の周囲)に5mmぐらいまでの小さな褐色調の色素斑として認められます。
手、腕、肩や背中などにみられることもあります。
3才頃からみられ、思春期に最も目立つようになります。
遺伝的要因が強く、春から夏にかけて目立つようになるため、紫外線が増悪因子と考えられています。
④ 脂漏性角化症
サージトロン(高周波メス)や液体窒素などによる治療を行います。
紫外線の影響による境界の比較的はっきりとした丸く少し盛り上がった褐色のイボようのものです。
日常生活上の注意点
① すべてのしみに共通して言えることですが、紫外線はメラニン色素を増加させる作用があります。そのため、紫外線(UVAと UVBの両方)をカットするサンスクリーン剤を使用するとよいでしょう。日傘、つばの広い帽子、サングラス(UVカット効果のあるもの)などを使用し、なるべく外出時は長袖の服を着るようにしましょう。
② ストレスをなるべくさけて、規則正しい生活を送るようにしまし ょう。
③ ビタミンB、ビタミンC、ビタミンEを多く含む食品を食べるとよいです。
④ タバコを吸うと、活性酸素が発生しビタミンCを破壊してしまいますので、禁煙を心がけましょう。
ダーモスコピー (皮膚拡大鏡)
当院では「ほくろ」や「しみ」と皮膚がんの見分けに有効なダーモスコピー検査を行っています。 (保険適応)
当院では皮膚に当てるだけで、皮膚の表面を拡大(10~20倍)して観察することができるダーモスコピー(特殊な皮膚診断器具)を使用しています。
一見「ほくろ」に見えるものの中には、老人性イボ(脂漏性角化症)に代表される皮膚の良性腫瘍やメラノーマ(悪性黒色腫)などの皮膚がんがあります。
初めの小さいうちは、ほくろと見分けがつきにくいものもあります。今までは手術でしかその腫瘍が良性か悪性かを見分けることができませんでしたが、手術をすることなく、病変の色合い、形状、パターンなどを総合的に判断して見分けることができるようになりました。
メラノーマ、ほくろ、老人性イボ、血まめなどの見分けに非常に役に立ちます。
デジタル画像を保存できますので、定期的に経過観察を行う場合でも以前の病変と比較することができます。
「ほくろ」や「しみ」が良いものかな?悪いものかな?とお悩みの方は、
早めにきらり皮フ科クリニック(皮膚科専門医)にご相談ください。